アダルトチルドレンアラサーの婚活

もうすぐ32歳、見た目は派手でも残念ながらAC喪女の婚活記録です。

嫌いにならないで

結婚を見据えて、ハードルさんと過ごす時間が増えて、そして実家に戻ってきた自分の顔を見てやっと気づく。

私、すごく柔らかい顔をしている。

目が垂れ下がり、肌の艶がよくて、なんというか…ほわんとしている。

ハードルさんといると、何かあるたびに褒めてもらえて、抱きしめてもらえて、居場所が暖かくて。

まどろみの中で抱きしめられ、夢で起きれば大丈夫?と頭を撫でてくれる。

ハードルさんが、居場所を作ってくれたんだって、そう思っていました?

ふとしたときに私が冗談で、

「もうー!嫌いになりそう」

って笑いながら言ったんですが、ハードルさんは私を抱きしめて、

「まだ嫌いにならないで、あと60年好きでいて」

ってそれも笑いながら言ってきたのですが、あとからその言葉がじわじわと響いてきて、

あぁ、この人は私と60年一緒にいたいと思ってプロポーズしてくれたんだなぁ、と。

いつもの逃げ癖で離婚したらどうしようまで思い描く私には、それがどれだけまっすぐな言葉だったか。

今も麻痺しているだけだ。

いずれ傷つく。それも分かってる。

だけど、私が信じなきゃ誰が2人のことを信じるんだろう?と、

やっと結婚の覚悟ができたのでした。

嫌いになってほしくないのは、私だけじゃない。

ハードルさんだって、それは同じ。

居場所を見つけたいとずっと思ってました。

それは、見つけるものじゃなくて作るもの。

彼の隣は私だと胸を張ること。

彼の愛は本物だと信じること。

一度限りの人生を彼と遊んでみようと思うこと。

死ぬまで

長いね。

何があるかな?

何が見れるかな?

こんな私をもらってくれてありがとう。

嫌いにならないで。