アダルトチルドレンアラサーの婚活

もうすぐ32歳、見た目は派手でも残念ながらAC喪女の婚活記録です。

孤独

妊娠するとみんながみんな、おめでとうと言ってくれる。

経験者はこの時期は○○だね、私は○○だったよー、と教えてくれる。

毒でしかなかった親ですら少し楽しみにしているように感じるし、義両親も拍手をして喜んでくれた。

少しずつ大きくなるお腹を毎日毎日撫でるハードルさん、育ててくれてありがとう、と言い、とても協力的だし、なにより産まれることを心待ちにしてくれている。

私だけだ。私だけが孤独で、その中で苦笑いとバレないように笑いながらなんとかその場をやり過ごそうとしている。

実感なんてなにもなく、心拍をきいても他のお母さんと同じように涙ぐんだりもできず、ただ、生きててホッとするばかり。

疲れやすくなった身体も、お腹のせいでおしゃれできなくなりつつあることも、なにより、産まれてからのこと。

楽しみなことなんて全然ない。

これから、この子の人生に責任を持って行かなきゃという漠然とした、でもとてつもなく大きなプレッシャー、小さい子を連れたお母さんを見て、とても私はこんなことできない、大変そうだな・・・。

仕事のキャリアも全て捨てて、自分の悔しさを圧のように子どもにぶつけてしまったらどうしよう。

・・・親みたいな育て方をしてしまったらどうしよう。

昨日、ふと、「まだ私には早かったんだ。」と思ってしまいました。

初期の頃には、流れていいよなんて声かけをしてしまったこともありました。

覚悟が足りてない。私だけ。

母親失格だ。

幸せだと、この子に感じさせることができるのだろうか。

私のような思いをしてしまうんじゃないか。

恥ずかしいけど、ハードルさんの興味が子どもだけに移ってしまうんじゃないか。

そしたら、私は、私には、何も残らない。

そんなことしか考えられない、最低な人間なんです。

世の中には望んでも子どもに恵まれない人がいるのに、そんな人がこれを読んだら、なんでこんな人間のもとに子どもが、と憎たらしくなるでしょう。

それでも私は思ってしまう、まだ私には早かった。

自信がない。覚悟もない。