幸せにしたい
プロポーズのときの舞い上がるような気持ちから、私の親の毒っぷりに振り回される2ヵ月を過ごしてきました。
よく、捨てられなかったなと。
ハードルさんが「親の性格で子どもの全てが決まるわけじゃない、私ちゃんは悪い人間じゃない」って言ってくれて、私の感じていた罪悪感が昇華していくような気がしました。
それでも、すぐ不安になって一挙一動に深読みしてしまって…
会うとすぐに私の手を取ってくれて、二人きりの時は必ず抱きしめてくれて、私の器はポンコツでザルのように抜けていくのに、また飽きずに愛情表現をしてくれて。
その度に頑張ろう、でもまたすぐ不安になる…の繰り返しでした。
私と一緒にいたい。
私と結婚したい。
そう言われるたびに自分にこんなことが起こって良いとは許可できなくて、なんとか理由になることを見つけては事をややこしくしてきたように思います。
ハードルさんは、一度も諦めようとしなかった。
どれだけ夜遅くなろうとも、怒ることがあろうとも、ずっと向き合ってくれた。
2019年、私は毎日ハードルさんが好きでした。
そこに関しては、自分でもびっくりするくらい。
諦めた方がいいのかな、とは何度も思いましたが、冷めたりしたことは一度もなかったです。
毎日、好きで、会いたくて仕方なかった。
そんな人と結婚できるのは、とてつもなく幸せなことです。
来年の今頃は、ハードルさんと一緒に暮らしているんだなぁ、
自分は幸せが怖くて、遠ざけようとしてしまうのは変わらないけど、ハードルさんを幸せにしてあげたい。
なんとおこがましい考えかと思うけど、でもそうしたい。
ハードルさんに、私と結婚してよかったと、最後の最後に思ってほしい。
そのためにならなんだって頑張ろう。
うん、頑張ろう。