アダルトチルドレンアラサーの婚活

もうすぐ32歳、見た目は派手でも残念ながらAC喪女の婚活記録です。

人間らしく

楽しい時には思いっきり笑って、

好きな人には好きといって、

嫌いな人とは合わないから距離を置いて、

嫌なことがあったら嫌だと信頼できる人に話して、

自分が嫌なことをされたらちゃんと怒って、

相手に怒っている、とちゃんと伝えて、

ああ、思いっきり人間だ。

ハードルさんは、ほんとに健全な人間なんだなぁ。

楽しいときには相手も楽しいかな?と顔色を伺って、

好きな人には跳ね除けられたくないから好きなんて言えなくて、

嫌いな人ともニコニコ接して、

嫌なことは自分の中で押し殺して、

自分が嫌なことをされても、嫌だと言えず我慢する。

私とは、正反対だ。

子どもの頃、悪いことをして、家から締め出されたことがありました。

父の帰りは遅いので、いつまでたっても家に入れない気がして、生きた心地がしませんでした。まぁ、悪いことをしたのは私なのですが。

ハードルさんも同じように、悪いことをして締め出されることもよくあったようです。笑

ですが、帰ってきたお父さんが、いつも「何をして怒られたのか話してみなさい。その内容によってはお母さんに一緒に話してあげるから、とりあえず一緒に中に入ろう」と、話してくれたそうです。

お母さんもきっと、時間のことをちゃんと考えられた上で締め出していたのかなぁと。

きっとなんでもない日常としての「締め出された」経験。

ハードルさんはそのうち、いつお父さん帰ってくるのかなーなんてヘラヘラしながら待っていた、と笑いながら話していました。

私は、同じ経験でもまだ心の奥が寒くなるような感覚になって、誰も助けてくれない、と強烈に思ったことを思い出しました。

ハードルさんの話を聞いて、もしあの頃の私が、ハードルさんのお父さんと同じような言葉をかけてもらっていたら…と思うと、胸が詰まって苦しくなって泣きそうになりました。

それが愛なんだろうなぁ。

ハードルさんと一緒にいると、そう思うことが多いです。

私も早く人間になりたい。

人間らしく、感情を素直に出せるようになりたい。

こんなに近くに教科書がある。

人間らしく生きる人。

何も迷うことはない。