アダルトチルドレンアラサーの婚活

もうすぐ32歳、見た目は派手でも残念ながらAC喪女の婚活記録です。

言葉にすること

付き合って間も無いころは、ハードルさんは全く私に対して好きと言ってくれませんでした。

私も、そんな好きだとかもろもろを好きな人に言える心臓を持っておらず、この歳まできちんと言葉にしたことは片手に収まる程度でした。

それが、何ヶ月かしてから、電話だったりLINEだったり、はたまた直接だったり…

本当に、不安になる隙もなく、ハードルさんは私に「好き」と言ってくれるようになりました。

ハードルさんのすごいところは、それに加え行動も伴っていて、なんでもないときにプレゼントをくれたり、いろいろなことを計画してプレゼンしてくれたり…と、忙しい仕事の合間に私のことも考えてくれていて申し訳なくなります。

好きと言われれば嬉しいのですが、それはそれで、(この人はいつまでこういうことを言ってくれるのだろう)とか、(いつかそっけなくなるに違いない)…とか、私のネガティブな妄想を掻き立ててくれ、随分勝手に悩みました。

ですが、言葉がなくて行動があるより、女としてはやっぱり言葉があればいちばん安心できるんだなぁと、ハードルさんと一緒にいて思います。

言葉はないけど行動があるから安心、って聞くと、ああ、ハードルさんはどちらも私に示してくれて、私はなんて幸せ者なんだ…と思うのですが、やっぱり生まれてくる闇に襲われる自分…。

私も、言葉にするには、喉から先に言葉が出ない感覚というか…伝えて引かれてしまったら…とかいろいろ考えてしまい、うまく言葉にできなかったのですが、ハードルさんにはまだ素直に言えているかな、と思います。

それでも可愛い女の子にはほどほど遠いですが。

少しずつ、伝えていけたらいいなと思います。

ひとは、伝えなきゃ分からない。

だからずっと苦しんできたのに、伝えてくれているのにうたがうなんて、失礼にもほどがある。

私は、ハードルさんが好きです。

大好きです。

ハードルさんも、私を好きと言ってくれて、抱きしめてくれます。

この文面からも、たくさんの裏面があるのでしょう。

そしてそれを今は私は知らないのでしょう。

それでもいい。

いまは、それでもいい。

言葉にする大事さを知ったから。

こんな私も少し、人間らしくなった気がするから。