眠りの世界の狭間で
ハードルさんが、私と一緒に寝るとき、眠りに堕ちきる寸前まで頭や肩やお腹や…まるで子どもを寝かしつけるように触ってくれることがあります。
ずっと、それが夢だった。
まどろんでいく中で頭を撫でられて、一人じゃないって思いながら眠りにつくこと。
このあいだ、寝ながらずっと私の頬を触ってくれてたんです。
正直くすぐったくて、でもやめてほしくなくて、黙って触られていたのですが…
触れられないまま時間が経ったのであれ?寝ちゃったかな?と彼をちらっと見ると、私に触れようとしたまま手が固まっていて!
うわ、可愛いって一人で悶えていました笑
夢が、一つずつ叶っていくんです。
ハードルさんといると。
ずっとこうしたかった、っていうことが、本当に叶っていって、だから幸せすぎて怖くて、何度も頬をつねっては、首を傾げています。
一緒に住めば、その寝息を聞きながら眠りにつける。
怖い夢を見ても、肩に頭を寄せれば安心できる。
あともう少し、孤独と仲良くなっておこう。
いずれまた、孤独と仲良くすることも増えるだろうから。
幸せほど怖いものはないの。