苦行
どこまで求めていいか分からない。
どこまで許されるか分からない。
顔色を伺って、怒らせないように振る舞うのは、もう、ずっと慣れっこでした。
母が私だけをむしするので、家族の中で私だけが透明人間のようで、ピエロのように明るく振る舞えば必要とされるのかなぁ?と考えたものでした。
私のこの対人に向けてのピエロのような性格は、後天的なものなのかもしれませんね。
根は自傷行為してしまうようなやつですから。笑
だから、ハードルさんに対しても、どこまでも期待なんてできないのです。
家族すら、私をいなくていいものとして扱ったのに、あなたが何を救ってくれるの?と。
簡単だよね?捨てるのなんて。と。
付き合って1年が経ちましたが、私はあいもかわらず?順調に??猫をかぶっています。
欠陥人間は隠せているのかな?と。
「隠さなきゃいけない。
私は不良品だ。」
最近、さらにこの気持ちが強くなってきています。
ハードルさんがニブくて本当に良かったです。
腕の跡も、すぐに呼吸が浅くなることも、一緒に居てもごまかせるので。
本当に来る過呼吸??(私はまだひどくなるのは今だ!とコントロールすることもできます。そんなにひどくないんでしょうね)は一人で耐えます。しびれと涙でぐちゃぐちゃになるのと苦しさと、一人で闘います。
そんなもの好きな人に見せられるわけない。
万が一見せてもめんどくさいで終わり。
好きな人に嫌われたくない。
それしか頭になくて、好きな人が何を求めているかとかすら分かりません。
欠陥人間なんです、結局。
人の気持ちに気づけない。
自分が自分の気持ちに嘘しかついてこなかったから。
納得できる答えを得るために我慢ばっかりしてきたから。
改めて思うと家族で私だけ無視させるなんておかしいことだったんですよね。
そんなの家族じゃない。
生まれてこなければ良かったと、毎日毎日思い続けた思春期でした。
これも母はねつ造するだろうな。
「反抗期で私が扱いづらくて距離を置いたのは私だ!」
とか言って。
でももうどうでもいいんです。
私は無視されたと思っています。
無視なんてものじゃなかった。
そこに私は存在していないみたいだった。
誰も助けてくれなかった。
死に切れなかった。
覚悟が足りなかった。
だから、今こんなに苦しいんだな。
死に切れないのもなかなかに苦行だな。