醜すぎて
自分の容姿に全く自信がありません。
人様の前に出るときには少しでもマシな姿になるように服装に気をつけて、武装して出て行きます。
多分、底辺ではありますが社交辞令ですが褒められることもあるのでどうしようもない見た目ではないと思います。
なので、自分のことが自分で本当に嫌いなのです。
周りが羨ましくて仕方がない。
いいなぁ、可愛い顔で。
いいなぁ、可愛い声で。
いいなぁ、綺麗で。
いいなぁ、手足が長くて。
結婚式なんて、自分が見られるなんて嫌だからしたくない。
婚約指輪なんて、こんな私には似合わないから申し訳ない。
写真なんて、残してもどうにもならないから撮りたくない。
ハードルさんのご両親のためならやりたいとも思いましたが、ハードルさん自身も式とかにそこまで憧れなどないようで、私がやりたくないならやらないでいいよ、といってくれました。
でもうちの親は不満なようす。
もう板挟みも疲れる、しんどいです。
もっと可愛ければ可愛くあれがほしい!これがしたいっ!っておねだりしたり甘えたりできるのになぁ。
もっと可愛ければ結婚式も大々的にしてみんなにお祝いされたかったなぁ。
もっと可愛ければキラキラの指輪もおねだりして買ってもらいたかった。
もっと可愛ければあれやこれやと衣装を変えて写真も撮りたかったなぁ。
全部、自分自身がそれに耐えられる自信がありません。
ブサイクのくせに舞い上がってると思われたら情けないしみっともない。
だから、結婚の話が出ても心の底からは喜ばないし常に最悪を想定しています。
別れる、愛想をつかされる。
私には幸せは似合わない。
慎ましやかに、ひっそりと暮らしていけたらいいと思うだけなのに、何にこんなにモヤモヤしているんだろう。
往生際が、悪い。
本当に自分が嫌いだ。