こたえあわせ
お盆休みを利用して、お互いの両親に挨拶に行きました。
敵モード全開のうちの両親…
(まぁ、良く言うと嫁に出す側なので、そんな感じでも仕方ないのでしょうが・)
真摯にちゃんと向き合って一つ一つの意地悪に答えてくれたハードルさんに頭が上がりません。
すごく頼もしかったです。
そして、やはりうちの母親のおかしさにいろいろ感づいたようです。後で母のことを悪くは言いませんでしたが、大変だったね、と私の今までをねぎらってくれました。
泣きそうになりましたが、堪えました。
対してハードルさんのご両親。
もう暖かくて、私抜きの3人で会話している時もホームドラマみたいな感じで、普通の家ってこんな感じなんだ…と目が点。
あまり大人になって人様の家庭の様子を見ることなんてなかったですから、なおさら。
子どもの頃も外で遊んだり空き地に集まったりとあまりお友達のおうちにお邪魔することはなかったですし、ましてお邪魔するときもこんなシチュエーションはなかったので。
もちろんハードルさんのご両親も喧嘩したりされるみたいなんですが、なんていうか…束縛や支配のない、皆んなが自分を持っていて自由にしている。
家、家族というものは安心できる基地のような。
そんな印象を受けました。
私も、そんな家庭を作りたい。
いつも緊張していて、機嫌一つで怒られる罵られるのではなく、家では安心していっぱい充電して次の日世界に飛び出していけるような、暖かい家庭。
教科書はきっとハードルさんが持っているし、私も勉強すればなんとかなる…のかな。
やっぱり合わなかったとなるかもしれないし、暖かい家庭出身の子が簡単に合うのかもしれません。
でも、今はハードルさんは私を選んでくれているので。
私も、ハードルさんがいいので。
努力してみたいです。
今回思ったのですが、ハードルさんのいるところが私の安心できる場所なんだ、と。
ハードルさんの地元に行くことはなかったので、前日まですごくドキドキしたのですが、隣にハードルさんがいるとどんな景色でもスッと受け入れられる自分に気づきました。
怖くないわけではないけれど、心強い感じ。
ハードルさんと出会ってもうすぐ1年。私の人生は予想もしていなかったとんだことになってしまいました。
愛を、知りつつあります。
ハードルさんがいつも暖かいのは、このお家で育ったからだったんだ。
この暖かさは嘘じゃないんだ、と、こたえあわせをした気分です。
採点間違いではないことを祈ります。