浅はかさ
もう、嫌になる。
ハードルさんと会うといつも、不安のほとんどがスーッと消えていって、またたくさん愛をもらって、頑張ろうって思える。
自分で勝手に不安をつくりだして、決めつけて、勝手に落ち込んで…
もうその浅はかさが嫌だ。
ハードルさんが先に歩いていた時、私のパンプスが脱げかけて「カラン」って音がしたんです。
じゃあ、すごい形相で振り向いて
「大丈夫?!」って。
手がつなげない状況で、背中にたくさんセンサーをつけてくれていたんだなぁって、すごく感動して。
前にも書いたことがあったんですが、ハードルさんと手を繋ぐと、手のひらから愛情が注ぎ込まれているような感覚になって、思わず泣きそうになってしまうんです。
こんなこと、今までありませんでした。
何故かはわかりません。本人にも言ったことがないので…。
こんなに大事にされているのに。
こんなに愛をもらっているのに。
何故私は信じ切ろうとしないのだろう。
好きがどれだけたっても止まらない。
冷静に考えられるだけの熱量に早く落ち着いてくれなきゃ、私はいつまでも浅はかなままです。