汚い水
相手を信頼すること。
相手なら大丈夫だと信じ切ること。
誰よりも相手の味方であること。
そんな相手に信頼される人間なんだと、自分自身を信じること。
私には、全部足りていない気がする。
"今はこう言ってくれてるけど、そんなのいつまで続くかわからない。"
"昨日はこう言ってくれたけど、今日はほんとにそう思ってくれてるかわからない。"
すぐそう考えて逃げようとする。
それに加えて最近は、相手が私を故意に傷つけようとしたことがないのに、いつも大事に想ってくれることが伝わるのに、何故その相手を信じられないのか、と自分への攻撃が止まりません。
やっぱりこれは人間として欠陥なんじゃないか…
そんな人間だって知ったら嫌われてしまうんじゃないか。
嫌われるまではいかなくても、愛想つかされたり冷たくされるんじゃないか。
怖いのはそこしかないです。
その怖さから、全て嫌な考えは出てきているんですよね。
冷たくされたくない。
無視されたくない。
…あ、これ、母親にされて一番傷ついてたことだ。
ACの思考回路は怖い。
どれだけ愛されても、どれだけ大切かと抱きしめられても、ザルのように流れていってしまう。
そしてまた、ないない、くれないと騒ぐ。
健全な土とじょうろをもったハードルさん。
汚い石と、一見きれいなのに中身が汚れたじょうろを持つ私。
ハードルさんがどれだけ水をやってくれても、何も育つことはない。だって石だから。
私が汚れたじょうろで水やりするから、ハードルさんの土はどんどん悪くなってしまう。
そのうちハードルさんもやりがいがなくなって石からは離れるだろう。
綺麗な花を持っている人と一緒になるべきなんだよね。
これは、ハードルさんの問題じゃない。私の問題。
ACを早く治さなくちゃ。
「早く」なんて言ってしまうあたり、何かに私は追い込まれてしまっている。
それすらACあるある。笑