つらつらと。
最近、今までの恋愛を思い出すことが多いです。
季節もあるのかな?夕暮れ時とかなんともいえない気持ちになりますよね。
ハードルさんと話していてよく「感受性が豊かなんだね」と言われます。
感受性が豊かというか、HSPなんです、私。
敏感すぎる。
自分の周りの変化や音や匂い、触り心地…
たぶん、HSPは人よりいろいろなことに気付きやすいと思います。
でも、さまざまなことにアンテナを無意識に張りすぎて、周りの人によくない気持ちを与えてしまっているかもしれない。
これに関しては、もう考えるのをやめることにしました。しんどくなるので。
30歳をすぎて、交友関係もシンプルになってきましたし、本当に私が気持ちいい人と一緒にいたいなぁ、と。
話を冒頭に戻しますが、その「感受性」を、元彼はよくうるさいなぁ、とか、細かいなぁ、と笑いながら流してくれました。笑い飛ばしてくれると私もホッとするのですが、元来の気にする性格が顔を出し、本当にうるさいとか細かいとか思っていたらどうしよう…と、知らず知らずのうちに自分が感じたことを隠すようになっていました。
なので、(いまのところは)受け入れてくれるハードルさんの対応が、すごく温かいというか。
ハードルさんと話していると愛されて大切に育てられてきたんだろうなぁ、とすごく感じます。
ちょっとしたものの考え方とか、そんなふうに考えることもできるんだ!って思いますし、自分や周りに全くない返しをされて泣きそうになったことも。
世の中がハードルさんみたいな考え方の人でいっぱいになったら恐ろしく平和になると思います(笑)
好きだ好きだと、可愛い一緒に居たいと熱烈に言う感じじゃなくて(私、これすごく怖いんです。逃げたくなる)、好きになってもらうために打算的にみせるわかりやすい優しさじゃなくて、もっと、根本的なところ。
ハードルさんは愛を持った人なんだと思います。愛の器が大きい人。
今後、キーになってきそうなのが、どれだけ自分がひねくれて性格が悪い人間なのかを、私はきっと知らしめられるんだなぁということ。
私は愛が薄い人間だと思います。人から愛を奪おうとする。奪った愛は握りしめて離さない。
不健全な人間です。
だから、ハードルさんみたいな人に出会ってしまって、私のこの不健全さがハードルさんを傷つけるんじゃないか?と思っています。
元彼が心地よかったのは、私の願望通り、冷たくして見捨てて、でもたまにとてつもない濃い愛情をくれたからです。
ハードルさんには、そんなことできない、絶対に。
というか、させてはいけない。
好きすぎて苦しい、とか、相手の一部になってしまいたい、とか、そんな燃えるような気持ちじゃなくて、
穏やかだなぁって最近思うんです。自分の心の中が。
自分のことはすごく嫌いですが、でも、こんな私もいっか、なんて思ったり。
今まで感じたことのない、もはや凪のような感情です。
ちょっと怖い気もするんですが、でも、心地よいのでこの状態が続けばいいなと思います。
付き合うなんて、なくていい。
このままがいい。