アダルトチルドレンアラサーの婚活

もうすぐ32歳、見た目は派手でも残念ながらAC喪女の婚活記録です。

がんばらなきゃ。

自分なんてスッと消えてしまえばいいと、思春期ごろからずっと思い続けていました。

貼り付けたピエロのような笑顔の裏で、人への憎しみや羨望を膿のように増やし続け、またその憎悪を自分にぶつけていました。

通過電車を知らせる音楽がなれば、誰か突き落としてくれないかな。

と思いましたし、

高い建物の窓から落ちたら死ねるかな、ってよく考えたものです。

欲張って生きてしまったので、幸せだと感じることが怖いです。

いつ、どんでん返しがくるのか。

私なんて、誰にとってもなんの足しにもならない存在で、でも、その私と結婚したいというとんでもない変わり者が目の前に現れてしまって、その間違いに気付かれたくないと懇願するくらいにそのぬるま湯に浸かり切ってしまった。

私の、なにがいいんだろう。

私なんかの、どこがいいんだろう。

ずっと誰にも必要とされている感覚がなく生きてきたので、目の前の事実が壮大なドッキリのようにしか思えなくて、おまけに最近タチが悪く、幸せに慣れてしまい、少し気が大きくなってしまった私がいました。

そんなわけない。

気を引き締めなさい。

お前は誰にも愛されてこなかった。

必要ない人間だった。

価値があるなんて思うなよ。

綺麗なまま、死にたい。

あわよくば幸せの絶頂で死にたい。

そうすれば、ハードルさんは永久に私を忘れないんじゃないかな?って。

あ、そんなこともないか。

居なくなれば居なくなったでまた次の気の合うかたと一緒に居るか。

ハードルさんは「正しい」から。

私なんかと一緒になって後悔するんだろうなぁ。

残された選択肢はひとつ。

このボーナスステージを演じ切って尽くそう。

私と結婚してよかった、って少しでも思ってもらえるように。

がんばらなきゃ。

がんばらなきゃ!

潜在意識

ハッとした出来事。

私、潜在意識でハードルさんのことを試しているんだと思います。

こんな出来事が起こったから、私のことなんて捨てるでしょ?

こんな厄介な親がいるんだから、私なんていらないでしょ?

ほら、ほら!こんなに大変なことが起きたよ!もう私なんて…(繰り返し)

すごい、ここまで自分が人を信用できていないとは。

そして、そんなことをしてまで試してどうされたいのか。

ああ、なんか、少しだけ光が差した気がする。

ごめんなさい、ハードルさん。

まだ、信じられていないみたいだけど、この事実にすとんと落ちた気がするので、もう少し自分と向き合ってみたいと思います。

毒親の支配ってすごいですね。

いつも自分だけが悪いっていう思考回路にさせられる。

彼女には、「自分が悪い」という回路はあっても、それは責められた!!私が悪いって言いたいんでしょ!!!!と、わめく材料にしかならない。

もちろん、燃料投下する私が悪いんですが。

でも、反省もしなければ、自分の非も認めない。

最悪ですね。

子供のためになにかすることなんてありません。

全て、見栄。

情けない親だ。

潜在意識に、自分はいらない人間って刷り込んでいるから、必死でその現実にしようと本当に様々なことが起こります。

引き寄せって案外当たるのかもしれませんね。

揺れる

ハードルさんは付き合った時から揺れることはなかったです。

ずっと私の頭を撫でて、ずっと私に愛情表現してくれて、ずっと味方でいようとしてくれました。

親のことで揉めてしまった時も、ほんとうは私より逃げ出したいはずだったのに、親の血を引いているからと逃げようとした私に、私と結婚したいんだから親は関係ない!と言い切ってくれました。

そして、そんなことが起こっても自分の親には俺から説得する、自分の親は絶対分かってくれる。という、強固な信頼感のある親子関係は、私にとっては嘘みたいな話でした。

そんな親子関係があるんだ。と。

ハードルさんは親元を若くから離れて暮らしているため、私よりも親と接した時間は短いのに、なぜそう言い切れるのだろうと考えたとき、やっぱり信頼関係のある親子のコミュニケーションを小さい時から築いてこられたからなんだな、と。

それはお付き合いしている中で家族の話になるたびに感じていました。

実際、ハードルさんの親御さんは本当に慈悲深く、暖かいご両親で、そのおふたりを前にまた卑屈になってしまった自分がいたことも事実です。

もっと、幸せな家庭出身の子と結婚したほうがご両親も嬉しいんじゃないか。とか。

でも、それは結婚して長い生活の中でだんだん分かっていっていただけるように私ががんばるしかないんだなぁと。

だって、今は信用なんてないじゃないですか。

可愛い息子が、連れてきた女だから反対しないでおこうレベル。

変な親を持っている私を、反対せず受け入れてくださった。

もう、それだけで胸がいっぱいになります。

だから、色々なことを諦めても、自分を殺してもいいから、ハードルさんとご両親に尽くしていきたいです。

自分には、こんなこと起こるはずがないと思っていました。

夢のように描き続けてきましたが、叶うはずない、叶っていいはずがないと思っていました。

いずれ、この結婚が破綻する時、その責任は全て私にあると思います。

高望みしすぎました。

なんとか、騙し騙しこぎつけたこの結婚を、維持できるかは私の演技力にかかっているのかもしれませんね。

何度も消そうと思った命。

他害で死ねばいいと思い続けた命。

自分で自分を傷つける癖。

役立たずと責める癖。

名字が変われば、姓名判断的には新しい人生が始まるのも同じ。

だから、こんな自分はもう殺して埋めて嫁ぎます。

もう揺れない。

揺れたくない。

入籍まであと、2ヶ月。

終活だ。

女磨き

結婚ってすごくお金がいるんですね…

私達は披露宴をしないので、正直余裕☆とたかをくくっていましたが、バカほどお金が飛んでいきます。

もう、お金のことを考えると不安で不安で。

いつのまにか自分のしたいことや美容などにかかる費用を絞っていたみたいです。

久しぶりに美容院に行ったら、髪がバサバサだって指摘されてしまいました。

あぁ、こうやって女は所帯染みていくんだなぁと実感。

だって、結婚して子どもも産んでバリバリ働くなんて、どちらかの親の助けがないと、残業ありきの会社だと厳しくないですか?

子どもを考えるのであれば何年かは育児に専念しなきゃならない。

別にハードルさんの稼ぎが悪いわけではありません。同年代より稼がれているほうです。

ただ、私が10年以上自分のお金を自分で使ってきたので、専業主婦になることに抵抗があるというか、彼のお金を使うことが申し訳ないというか。

きっとコンタクトはメガネになり、サロンでのカラーはホームカラーリングになり、ショップの服は通販のプチプラになる、、。。。

それが結婚っていうものなのかもしれませんね。

憂鬱。笑

私の仕事は割とキラキラした業界なので、結婚されてからも親に子どもを預けてバリバリ働いている方も多いです。

ただ、私は毒育ちなので、自分の子どもを親に見せたくなくて。

我慢がいっぱいだなぁ、結婚って。

でも美容院で怒られてしまったので、プチプラアイテムでもいいので手間をかけて女磨きはサボらないようにしたいと思います。

いかんいかん。愛想つかされてしまう。

ビクビクする

ハードルさんが黙りこんだりすると、私何か悪いことしちゃったかな?って思います。

ハードルさんが体調を崩すと、あ、ゆっくりする時間をLINEに使っちゃったからかな?と申し訳なくなります。

怒らせないように。嫌われないように。

無視されないように。捨てられないように。

それって正しくないのを理解しています。

でも、感情が前に出ていかなくて。

こんな私と結婚してくれたんだから、ハードルさんが居心地のいいようにしなくちゃ。

ボーナスステージだから、ゲームオーバーになるまで足掻かなくちゃ。

そう、見えている結末はゲームオーバーなんです。

分かっていて、進んでしまった。

目先の餌に飛びついてしまった。

愚かで浅はかだなぁと情けなくなります。

罰するのは自分だけでいい。

裏切りのような罰には耐えられない。

自分を自分でちゃんと罰するから、予想外の罰なんていらない。

ああ、切りたい。

PMSはとっくに終わったのに、切りたい。

ごめんなさい。

気の利いたことが言えなくてごめんなさい。

気分を悪くさせてしまって、ごめんなさい。

罰するから。

ちゃんと罰を与えるから。

だから捨てないで。

がんばるから。

もう捨てられるのは嫌だ。

必要とされないのは嫌だ。

ゲームオーバーはいつだろう。

明日?1カ月先?1年後?

伸びれば伸びるほど辛いよ。

やっぱり変わりはいるのではないか

ハードルさんが、たまたま、婚活して、たまたま好きになってくれたのが(偽りだらけの)私だとしましょう。

それって、ただのタイミングというか。

私じゃなくてもどうにでもなった話というか。

だれでもよかったんでしょ?とはまた違う、タイミングにほだされただけの話。

ハードルさんにはもっと、いい人はいる気がする。

私が彼でなければと執着するのは簡単で、それはすごく薄っぺらい依存で。

私みたいな人間にボーナスステージを与えてくれました。

だから、私が彼でなくてはなんてバカみたいな理論を振りかざすのは間違っています。

私みたいなものに消える愛をわざわざ与えてくれた。

心はとっくに乾いていて、水をもらったのも、肥料をもらったのも気付いていた。

でも、どうしたらいいかは分からなかった。

私なんて、消えてしまえばいい。

ハードルさんといてもよくこれは思います。

はやく消えてしまえば、ハードルさんにもっとふさわしい人があらわれるだろうなぁって。

ハードルさんは穏やかに家庭の中で生きてきた人。

私は、否定されて変わる態度に翻弄されてきた人。

ハードルさんからすると一緒に居て幸せになれるはずがない。

しがみついているのは私。

一人になるのも。結婚するのも。

踏ん切りがつかないのはいつも私だ。

切りたい衝動

うわぁって勢いで、切りたくなってしまいます。

やっぱり、結婚するってすごく不安がいっぱいで、特に私はHSPの傾向もあるので変化に対してすごく臆病。

ちゃんと対応できるだろうか、ちゃんとやっていけるだろうか、ちゃんと、ちゃんと…

完璧にしなくてもいいんだよ、ってハードルさんは事あるごとに言ってくれますが、違うんです。

決して完璧主義なわけではない。むしろ、できていないことだらけなのです。

それを見せて幻滅されるのが怖い。

愛想をつかされるのが怖い。

不安は次から次へと湧いてくるのに、それをどこにもぶつけられなくて、多分ずっと不安定なのだと思います。

何かのワードや、ちょっとしたきっかけで無性に切りたくなってしまいます。

年末に切ってしまった快感が忘れられなくて…

最近思うんです。

この愛情表現もいつかはなくなっちゃうんだなぁ、って。

新居に置くベッドを見に行っていたのですが、いつも泊まりに行った時はハードルさんのシングルベッドで寝るのでどさくさに紛れてくっつけるんですね。

旅行先でも、割とハードルさんが抱きしめてくれたり手をつないでくれたり、広いベッドでもくっついて寝ることができていました。

でも、睡眠って毎日のことだから広いベッドがいいなぁ、とボソっとこぼしたハードルさん。

あ、今までは無理してくれてたのかな?って思うと、もうひっついて寝られることはなくなっていくんだなぁってとても寂しくなりました。

私はひっつきたい、とか、手を握ってて、、とか可愛くおねだりできなくて、ハードルさんが寝ている肩におでこをつけたりするのが精一杯。

広いベッドで寝れば背を向けられて、寝返りしたら起こしてしまって機嫌が悪くなったりするのかな。

そう思うと急に悲しくなってしまって。

そんなことだらけです。

私がハードルさんの家から帰るときに玄関でいつもあ、忘れ物した、といってキスしてくれることも、ああ、こんなキスもいつか飽きてしてもらえなくなるんだなぁって悲しくなったり。

そういったことも不安の一つですし、そんな不安ハードルさんにぶつけられるはずがないです。

飽きられる。

捨てられる。

関心を持たれなくなる。

それが、結婚するからこそ怖い。

私は耐えられるのだろうか。

今が夢だと思えばなんとかなるかなとも思ったのですが、じゃあこんな夢見なければよかったと思う未来しか見えなくて。

つらいです。

すごく苦しい。