アダルトチルドレンアラサーの婚活

もうすぐ32歳、見た目は派手でも残念ながらAC喪女の婚活記録です。

そのままの私

ハードルさんの前で私が怒ったことはありません。

不満もそれは一つ二つ…いやもっと?ありますが、伝えたこともありません。

ピエロでいれば愛される。

なのに、何回か私は毒親のことで取り乱して泣いてしまったりもしました。

反省しかありません。

ピエロだから結婚しようと思ってもらえたわけで、いつもニコニコ綺麗売りをしていたから結婚しようと思ってもらえたわけで。

自分の素なんか出せません。

出したら終わりです。

従順で、適度にバカで、それでいて気の利くいつも笑顔の彼女。

それをずっと心がけてきました。

私が私のまま愛されるなんてことはない。

そんなもの、いずれ捨てられる理由になる。

演じなくちゃ。うまくやらなきゃ。

思えば思うほど、息は苦しくなって切りたくなるのに、現実はどんどん前に進んで戻れない。

やめるなら今?

毎日起きて考える、、

いや、だめだ。

取り繕おうがこんな私をもらってくれる奇特な人はいない。

がんばれ、私。

負けるな、私。

あともう少し。

ちゃんと演じよう。

そのままの私なんて価値がないんだから。

幸せにしたい

プロポーズのときの舞い上がるような気持ちから、私の親の毒っぷりに振り回される2ヵ月を過ごしてきました。

よく、捨てられなかったなと。

ハードルさんが「親の性格で子どもの全てが決まるわけじゃない、私ちゃんは悪い人間じゃない」って言ってくれて、私の感じていた罪悪感が昇華していくような気がしました。

それでも、すぐ不安になって一挙一動に深読みしてしまって…

会うとすぐに私の手を取ってくれて、二人きりの時は必ず抱きしめてくれて、私の器はポンコツでザルのように抜けていくのに、また飽きずに愛情表現をしてくれて。

その度に頑張ろう、でもまたすぐ不安になる…の繰り返しでした。

私と一緒にいたい。

私と結婚したい。

そう言われるたびに自分にこんなことが起こって良いとは許可できなくて、なんとか理由になることを見つけては事をややこしくしてきたように思います。

ハードルさんは、一度も諦めようとしなかった。

どれだけ夜遅くなろうとも、怒ることがあろうとも、ずっと向き合ってくれた。

2019年、私は毎日ハードルさんが好きでした。

そこに関しては、自分でもびっくりするくらい。

諦めた方がいいのかな、とは何度も思いましたが、冷めたりしたことは一度もなかったです。

毎日、好きで、会いたくて仕方なかった。

そんな人と結婚できるのは、とてつもなく幸せなことです。

来年の今頃は、ハードルさんと一緒に暮らしているんだなぁ、

自分は幸せが怖くて、遠ざけようとしてしまうのは変わらないけど、ハードルさんを幸せにしてあげたい。

なんとおこがましい考えかと思うけど、でもそうしたい。

ハードルさんに、私と結婚してよかったと、最後の最後に思ってほしい。

そのためにならなんだって頑張ろう。

うん、頑張ろう。

やっちゃった

切ってしまいました。

何年ぶりかに。

腕をハサミでザクッと。

それに加えて先端で何度も思いっきり刺したので、切り傷と打撲のようなアザが腕にできてしまいました。

すごく気持ち良かったです。

ああ、私はやっぱりダメな人間だって。

ほら、こうなったでしょ、って。

きっかけは些細なことでしたが、私はやっぱり一人だ、というのと、こんな不安を抱えて結婚していいのか?と思い悩んでしまいまして。

ハードルさんの前でまだ腕を出さずにすんでいるので、なんとか治るまでは隠しておきたいのですが、この快感はクセになります。

切る前、ダメだ、また前の私に戻るのか?って自問自答したんですが、どうでもいいが勝ってしまいました。

どうせ誰からも大事にされない。

罰を与えたいだけだから。かまってもらおうなんて思ってない、ちゃんと隠すから。

この傷はどこまでケロイドになるのだろう。

やっぱり私は欠陥人間だ。

死にきれないんだから、全部我慢すればいいと思うのに、心のどこかで自由になりたくてモヤモヤしている。

全部捨てたい。

というか、出会う前に戻りたい。

私は執着心が強いほうだ。依存的だし捨てられたくなくて尽くしてしまう。

だから、ハードルさんと出会う前に記憶を戻したい。

愛されているってどんな状態のことをいうんだろう?

彼が全てを私に捧げてくれれば愛されている?

彼が私の望みを全て叶えてくれれば愛されている??

愛がそもそもわからないのに、愛がほしいなんて、私は何を願っているんだろう?

抱きしめられて眠るため?

それすらずっと続く保証はないのに?

ただ、わかること。

ハードルさんはずっと、付き合った時から私と結婚したいと言い続けてくれた。

私がそれを信じられなかった。

それは愛なんだろうか?

切ったことにより頭の中はさらに暴走している。

わかってる、PMS

7年ぶりの傷が残りそうな自傷は気持ち良かったけど、罪悪感もすごい。

まとも

ハードルさんが、自分の親を語ると、私は自分が責められているように感じてしまう。

俺の親はこんなに器が広くてすごいんだ、お前の親は最低だからお前はちゃんと責任取れよ、って。

そんなこと微塵も言われたことありません。

でも、そう、感じてしまう。

私の両親にはハードルさんがたいしたことがない、思いやりのない男だと言われ取り繕い、

ハードルさんには親のことで私までも責められているような気持ちになり、

私はやっぱりどこまでも孤独です。

いや、人間は一人で産まれて一人で死んでいく。

そこにまやかしのような共感性なんていらない。

そう思いながらも、結婚の二文字が関わると、どうにもわかってもらわなきゃとか、わかりたいとか、許せる許さないとか…

いろんな気持ちが混ざり合ってしんどくなってしまう。

味方を信じられない私が欠陥人間で、どんどん卑屈になってへりくだって謝って…

私、何をしたかったんだろう。

結婚して、何を手に入れたかったのだろう?

もしくは、

何を分け合いたかったのだろう。

揺るぎない愛を手に入れて、苦しさを分け合いたかった。

そんな面倒、誰が引き受けるだろう。

ハードルさんにその重荷を背負わせるのは、いささかやりすぎでした。

暖かい家庭で育ってこられたハードルさん。

私の話を理解できるはずもなく、私の両親へもハテナしかでてこない様子。

罵倒するなんて当たり前。

傷つけて勝ち誇るような親。

もう、捨ててほしい。

そしたら全てうまくいくのに。

結婚したって、その価値観の違いできっとずっとずっと苦しい。

私は捨てられたい。

大事にされるべき存在じゃない。

ドロドロな自分

いつも繋がっていたい。

ずっと好きだと言われ続けたい。

私しか見ないで欲しい。他の女の人にとられるくらいならもう、私の記憶ごと消して欲しい。

殺してくれたら他の女のところに行っていいよ。

どんなことだってする。

なんでも犠牲にする。

笑顔が見たいと言ってくれたからなんでも我慢して笑う。

だから捨てないで。

捨てる時は私を殺してほしい。

彼のことを好きかどうかははっきり今は分からないけど、そんなことばかり考えています。

私はきっと結婚しても寂しい。

だって他の人のようには甘えられないから。

甘えてもいいのかもしれないけど…そうすると今度はどこまで求めていいかが分からなくなってしまう。

ボルテージ、下がってきてそうだな、彼。

そりゃそうか、とも思う。

こんな女めんどくさいもん。

会いたい。

会っていつものように暖かい手で私の頭に触れてほしい。

それだけで私はいつも満足するの。

重たい。

自分ってなんて重たくてめんどくさくてやな女なんだろうとおもう。

隠さなきゃ、隠さなきゃ。

嘘みたいなほんとのはなし

ハードルさんは滅多に怒りません。

不機嫌になるときはだいたい私が彼を蔑ろにしてしまったときくらいで、話せば分かってくれる。

そんな彼が、初めて怒りました。

母親が私を罵倒するのを見たからです。

私はその罵倒に対して黙って耐える、いつもの図。

後で、もううちの母親とは仲良くできない、あんなの見てたらおかしくなる。と怒っていました。

私に対して、よくあんなのに耐えてきたね。と。

え、そんなにひどかったの?って思いました。笑

アムカするくらい言われるのが10とすると、ハードルさんが見たのなんて0.5くらい。

どうってことないことだったのに。

大事な私が、言われているのが耐えられなかったそう。

ハードルさんは本当に暖かいご家庭で育ったので、きっとこんなことなかったんだろうなぁ。

結婚したらもう距離を置こうって言われて、少し複雑でしたけど、それがいいのかもしれない。

私は母の支配の中にいて、もうおかしくなっているんでしょう。

ハードルさんも、いずれ私のことをめんどくさくなるんじゃないか…と怖いのは、私がハードルさんを信じられていないからなんですね。

ハードルさんは、ただまっすぐ私を大事に思ってくれる。

すごく失礼なことをしているのは、私だ。

私に幸せになる資格はあるだろうか。

手を取ることを選択したら消えてなくならないだろうか。

手は目の前にもうある。

すぐ前にある。

勇気がないのは私だ。

ほんとのような嘘の話かもしれない。

怖いものは怖い。

幸せが怖い。

私がポンコツなせいで、なかなかうまく夜の生活的なことができないのです。

入ったり、入らなかったり、濡れたりすぐ乾いたり…

そもそも私はこの歳までずっと経験がなく、ハードルさんが初めて「入った」人でした。

(そういう意味では経験はあるのかもしれませんが誰のものも入りませんでした)

ここ最近、結婚の話や両家の間でバタバタしたり物件を探したり見に行ったりで、すこーしイチャイチャはしますがまったく肌を合わせていません…

今までは何も思わなかったのに、すごくそれももどかしくて。

今すぐ二人きりになって、思う存分ひっつきたい。

って思ってしまう。笑

ハードルさんはすごく私のことを考えてくれていて、無理に誘ってきたりはしません。

すごく我慢してくれているんだと思います。

セックスって、すごく大事なんだな、って初めてわかりました。

セックスレスになったら、きっとすごく寂しくて、つらいだろうなって。

私達は会話を良くする方ですが、無言で抱きしめあっている時の方が濃い愛情を渡されている気もするし…

ついには夢でハードルさんと致してしまってました…

恥ずかしい、はしたない。

なんてことだ。

好きな人が私を見つめて、私で気持ちよくなってくれていることがこんなに幸せなんだなぁとやっとこの歳で知ったわけです。

人生損したなぁと少しだけ思いますが、人生で1番大事な人のものだけが、今のところ入ったのでそれはそれで嬉しいなと。

そしてそういう境遇だったので口でするのはなかなかうまいみたいなのです、私。

いろいろ攻めて可愛い反応するハードルさんにきゅんきゅんしています。

今日はすごく大人なお話。

会いたいのに会えないから。

好きが溢れ出るから。