隣にいるために
付き合っている恋人同士が、会うことを決めるとき、どちらかが時間の融通がきかず、希望する時間帯やもしくは十分な時間がとれない。
それで、片方に折れてもらった場合、お礼を言うのは変なことなのだろうか。
今日は、そんなことを思っていました。
私がお礼を言う時、きっと、私の心の根底で、"こんな私のために時間を作ってくれてありがとう"というお礼なんです。
努力しなきゃ、愛される意味はないと思っていて、向こうのしたいように、邪魔にならないように、わがままを言わないように、嫌われないように…
一つ一つ手探りのくせに、器用じゃないからすぐ地雷を踏んでしまう。
隣にいるために、私はいっぱい言葉を飲み込んで、したい振る舞いも怖くてできなくて。
ほんとは、さみしい。
ほんとは、もっとかまってほしい。
声が聴きたい。
会いたい。
そんな重い気持ちをぶつけて嫌われる前に、寝てしまうことにする。
夢で会えたらいいな。
結婚って、ずっと彼が同じ家にいて毎日同じ寝床で眠ることだと思っているのなら、それはすごくすごく甘いことなんでしょうね。
一緒にいたい。
隣に置きたい、と思っていてほしい。