アダルトチルドレンアラサーの婚活

もうすぐ32歳、見た目は派手でも残念ながらAC喪女の婚活記録です。

目がさめる

いつも、そう。

どっぷり彼の愛情を感じた後は、とてつもなく怖くなる。

心臓がざわざわして、呼吸が浅くなって。

この幸せは、絶対いつかなくなる。

火が消えそうになって、煙だけになって焼け野原になるその瞬間を、私はもう見たくないのです。

甘い時間のあとは、必ず辛い時間がくるから。

だってみんなそうだったから。

彼は違うのかもしれない。

でも、それすらずっと思ってきたことでした。

みんな、手のひらを返したように冷たくなった。

同じ人とは思えないような態度になった。

それはきっと私が、私だから。

私みたいな人間は、そのうち化けの皮が剥がれて軽蔑されてしまう。

浅はかな人間だと。

これだけの愛をもらって、そんなことになろうものなら、私はもうまっすぐ歩けなくなってしまう。

それくらい、依存してしまったんだということ。

気づいたうちはまだ修正できる。

引き返そう。

でないと、またみっともなくなる。

愛してくれない人を追いかけて苦しむことになる。

もう、傷つきたくない。

ずっと一人で頑張ってたんだから、大丈夫なはずです。

甘えるな、自分。

甘えた先には地獄がある。

自分は強いと決めた日から、男の人の前で泣いたことはありません。

きっと、この先もない。

強いストッパーがあるのは私の誇りです。

親に殴られても無視されてもずっと自分は自分で守ってきました。

甘えるな。

できる。一人で大丈夫。

ちゃんと演じるだけ。心は持っていかれないように。