アダルトチルドレンアラサーの婚活

もうすぐ32歳、見た目は派手でも残念ながらAC喪女の婚活記録です。

さみしいと言えること

物心ついてから今まで、ずっとさみしかったです。

夜中目を覚ましたとき、帰り道みんなと別れて一人になったとき、夜寝るとき、好きな人といるとき、デートの帰り。

さみしさの種類は違うけど、ずっとさみしかった。

そしてそれを、私はこの歳まで口に出したことがありませんでした。

冗談で、「彼氏がいなくてさみしいー!」みたいに女友達と笑いながら話すことはもちろんありましたが、さみしいなんて口に出すと、何かがきっと崩れてしまうと思っていました。

恋愛だったら、きっと相手に重いって思われて嫌われてしまうから、明るく振る舞わないと、と。

初めて、自分でもびっくりするくらい素直に、別れるのがさみしいって言えました。

そうしたら、ちゃんと不安にならないように、ぎゅっとしてくれました。

多分、嫌われなかった。

そんなこともあるんだ。

自分がやってはいけないとか、できないと思っていた一つ一つを、少しずつ素直に出せること。

その中には相手の対応で勝手に傷つくこともあるだろうけど、相手が自分を傷つけようと故意にしたことでなければ、冷静に伝えていけばいいのかな、と。

スネたり、察してもらおうと黙ったり、そんなことしなくて良かったんだなぁ、と思いました。

受け入れられるって、きっとこういうこと。

ずっと抱えていた疑問に、一つ一つ答えが返ってくるので、きっと私はハードルさんに出会う前と比べて、すごく人間らしくなっています。

怖いけど、そんなに怖くはない。

幸せです。