人間になりたい
なんというぬるま湯。
幸せだと、お腹の底が温かくなるような、私でも分かるまっすぐな愛を初めて実感しました。
愛されている。
絶対手に入らないと思っていたそれを、手にしてしまいました。
変な夢を見た私も、ハードルさんのことを好きではないかもと思った私も、ひどく前のことのように感じました。
誰にも甘えられない私が、初めて甘えられました。
私もそういうことできるんだ、ってもう一人の私がびっくりしています。
気持ちは伝わるんだなぁと。
つい最近、オードリーの若林さんが彼女と別れたことを
「自分を人間にしてくれた」って言っていたことが印象的でしたが、私も一緒!というとおこがましいですが表現としてはそれに近いものを感じています。
「普通」じゃないと思っていたけど、「普通」にさせてくれた。
自分は欠陥人間と思っていたし、今もそう思いますが、その欠陥を、個性と思ってくれるから、ほめてくれるから、本当は欠陥人間じゃなかったのかもしれない。
そう思えるようになってきました。
もしも、お別れすることがあっても…それは絶対嫌なことだけど、自分の人生でそんな人に出会えたことはすごくラッキーなことで幸せなことで、この気持ちを忘れずに生きて行こうと思いました。
ハードルさんが心穏やかに過ごせるように、私も粛々と毎日を過ごすのみです。
ずっと敵ばかりだと思っていた外の世界は、案外優しいのかもしれない。