ファンとしての距離感
何年か前に私がしているある趣味の集まりでとある人と出会いました。
同い年なんですが、最初はとっつきにくい雰囲気で何にも思わなかったんです。
それがその趣味の事柄への造詣の深さ、また例によって例のごとくその物事に彼が関わっている時の色気といったら私からするととてつもないもので、みるみるうちに惹かれていったのでした。
ですがサークル内での出会いなので、そんなに行動を起こせるわけもなく、その時は熱が冷めるのをひたすら待つような状態だったんですね。
先月、またそのサークルでのイベントがあり、やっぱり私は彼に釘付けになってしまいました。
あーどうしてても惹かれてしまうな、どうしようもないなぁと半ば呆れていたのですが、
じゃあ彼の気持ちをこちらに向かせるために行動できるか?って言われるとできないんです。
そもそもそんなスキル持ち合わせていないですしね…
行動したところでほかのサークルメンバーの手前気まずくなるのは避けたいし、向こうからの興味も感じない。
そしてそもそも奇跡が起きて付き合えたとしてどうしたいのか、と思ったんですよね(笑)
別に彼とおしゃれな店でお酒を飲みたいわけじゃなし、一晩語り明かしたいわけでもなし…
彼のことを眺めていられたらそれでいいんですよね。(笑)
っていうよりその趣味のカテゴリーを眺められるだけでお腹いっぱいかもしれないです。
え、だったらそれっていわゆるファンじゃないのか?って気がついたんですよ。
私は、彼のファンだ。
これなら堂々と公言できる気がするし、婚活も続けていられる!!
何か関係を持ちたいわけではなく、彼がずっと笑っていられるような世界であればいいなぁ…と、心の底から思うのです。
その趣味のサークルではなぜか私は色気ある女性キャラで通ってるんですが、ほんと見た目に騙されてるなぁって思います。笑
見た目はそりゃ小奇麗にしているので色気もあるように見えてるかもしれませんが、実際はメンヘラもどきの処女ですからね(笑)
打っててゾッとしました(笑)
自分の存在がホラーって、なかなか面白いですよね(笑)