幸せのハードル
好きな人と暮らして、毎日同じベッドで寝て、毎日好きと言いあっても、それでもまだ寂しいと言う人もいる。
一年に一回会うだけなのに、それでも幸せと言う人もいる。
前の彼氏は、一緒に居るのに、寂しかったです。
だからまた今度、と別れて一人になると、もう寂しくなくていいと、逆にホッとしたのを覚えています。
今気になっている人は、全然会う予定もないのに、毎日LINEはしていて、それなのにほわーんとなんか暖かくて、寂しいなんて思う事はなくて。
それはただ単なる雑談のラリーですが、私は確かにそこに好意を込め続けています。
幸せのハードルが下がったのか、もう、壊れるのが怖くて何かに期待することすら心がやめてしまっているのか。
もう、なんなのか分かりません。
最近、米津玄師をおすすめしてもらい、恥ずかしながら初めて聴いたのですが、すっかりハマってしまい、ここ最近の通勤はアイネクライネをずっとリピートで聴いています。
別れを育てるっていうフレーズ、ほんとにそうだなぁって思いました。
どんなに愛している人でも家族でも友人でも、自分に命がある限りは、ずっと向き合いながら別れを育て続けているんだなぁ、と。
もはや、絶対に離れてしまうのは確定しているんだったら、せめて分かり合えなくても歩み寄ってみたいなぁ。
少し、勇気を出すときが近づいているのかもしれません。