アダルトチルドレンアラサーの婚活

もうすぐ32歳、見た目は派手でも残念ながらAC喪女の婚活記録です。

いつか別れる、でもそれは今日ではない

最近読んで、ひどく響いて痛かった本です。

大抵こういうエッセイとかの類の本って、薄っぺらい内容のものが多いようなイメージでしたが、これはもう私のツボにはまる表現が多くて、いま気になっている人のことも

「あ、好きだ。」

なんて錯覚させてしまうような内容でした。

"もはや誰かに説明する必要性さえ感じないし、そうすることも不可能だと思えるほど、途方もなく孤独にさせられたから好きになった"

この言葉に痺れたんですよね。

この言葉だけじゃないですけど。

一回しか会ってないからなんだっていうんだ。

出会いがリアルじゃなかったからなんだっていうんだ。

他人に理解されなくてもいい。

私だけが分かっていればいい。

なんか、無敵になった気分でした。

まぁそう思ってすぐ、

いやいや嘘つかれてるとか騙されてるとかあるかもだから。

そもそも恋愛対象とかじゃなくただの暇つぶしだから。

そんな、関わり続けたい魅力は私にはないし、会ったら減点されるって。

って思ってしょぼん…ってなるんですけどね(笑)

なかなか人のことをいいな、って思うことがないので、lineのやりとりのみでたかが一回会っただけの人をここまで気にしている自分がもう意味がわからないんです。

ちなみに出会いの場とかは行きました。いわゆる合コン、パーティなどです。

まぁー面白くなかったんです、その会が。

帰り道にふと、

この人ならあの話題、どんな風に考えてどんな風に話しただろうな。

って思ったんですよね。

その人が考えて打った文字が好きだ。

ふと口に出た表現も素敵だけど、少し吟味して打たれた文字が、私はとても好きです。

これが恋愛感情としての前段階としての好きなのか、尊敬できるとか、面白いという興味からの好きなのか、それはよくわからないですけど、

宿題のようにその人がくれるテーマを、電車に乗りながらとか、夜寝る前とかに考える時間が、一年前の私にはなかった、とても暖かい時間であることは確かです。

そんな時間をもらえたと気づいて、私にはそれが幸せすぎて怖くなる瞬間が最近多々あります。

また妙なものを知ってしまったなーみたいな。

向こうはきっと本当になんでもないことを毎日のようにしてるだけなんですよ。

私がどうにも依存体質だからですね。

あー困った。