演技力
仕事をしてたら、嫌でもテンション上げないといけない(そういう職業です)のと、違う自分を演じている感じが落ちている時ほどうまく気を紛らわせることができるので私は仕事が好きです。
誰だってそうなんじゃないでしょうか?その場での自分の役割を察して演じる部分は多かれ少なかれあるんじゃないかなと思います。
今日ちらっと目に入ってきた言葉に、
「大事な人ができるっていうのは、夜中に起こされていい人ができるっていうこと」
みたいな言葉があったんですね。
あー、素敵だなぁって思いました(その割にうろ覚え!)。
例えば怖い夢を見ても隣に寝ている大事な人を起こして、ねぇねぇ今怖い夢見た!って言えること。
例えば子どもの夜泣きで起こされること。
例えば大事な人の大事な朝の始まりに自分も一緒に早起きしようと思うこと。
一人で抱えてるうちは、何をしてもダメなのかもしれませんね。
誰かの面倒をみたり、厄介事を引き受けたり、そういう役割が私は結構好きです。
いわゆる、幹事気質。
喜んでいる顔を見るのって純粋に嬉しいですよね、
でもそういうのって恩着せがましい感じにも思う人もいると思います。
私の場合は完全に見返りを期待してます。笑
こんだけやったから、絶対喜ぶでしょ。
言われてないけどこんなこともやってみたよ!
みたいな。褒められたいし認められたい。
…めんどくさいやつ。笑
恩着せがましさは出してない…、と思うんですけど…。自信はないです。
でも、自分のことは人に任せたり面倒見てもらうのは極力避けたいと思ってしまいます。
あーこいつめんどくさ、とか、こんなこともできないの?とかバレるのが怖いんです。
素で認められたことがあまりないので、身構えてしまうんですよね。
そして結局自分一人で抱え込んで爆発寸前まで追い込む。
多分抱え込んだものの中身はどうでもいいガラクタばっかりなんです。
手持ち無沙汰になったらいよいよ自分がからっぽな気がして、とても大事なものを抱えているように演じているだけです。
演じるほうがずっと楽です。
もしかしたら仕事の件といい、私にはとてつもない演技力があるのかもしれない。笑
ところで、どんなにその人のことを大事に思っていても私には、横で寝ている人を怖い夢を見ただなんて理由で起こす勇気はない。
起こされるのは大いに結構。